若手職人
「 親方!今日は何曜日でしたっけ? 」
93歳のベテランの親方
「 ぇっ~と・・・犬の散歩の日だから・・・水曜日だぜ」
若手職人
「 じじぃ・・、ぃ、いや・・・おやかた!犬の散歩は毎日した方がいいですよ。」
93歳のベテランの親方
「それじゃぁ毎日が水曜日になっちまうじゃねぇか。明日は木曜日だから犬の散歩はしねぇょ。」
若手職人
「 くそじじぃ・・ぃ、いや・・親方!水曜日も木曜日も関係なく犬の散歩は毎日行きましょうょ。犬の体がなまっちまうょ。」
93歳のベテラン親方
「 おまえは・・ぃ、いや、俺は、犬の散歩は水曜日と決めているんだ。だから水曜日の今日は行くが、明日の木曜日は絶対に行くもんか。」
若手職人
「 昔気質の職人だ・・・。職人気質!」
93歳のベテラン職人
「 そんなことよりおまえの作業服かっこいいじゃねぇか 」
若手職人
「 っあ、これっすか?これ宇宙服ですょ」
93歳のベテラン職人
「な、なに?宇宙服?」
若手職人
「はい。」
93歳のベテラン職人
「緑溢れた地球の現場に宇宙服で作業するなんて・・・おまえが人類史上初めてだ!」
若手職人
「 なんだと~!この空気溢れた地球で宇宙服で作業するのは、一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大なる飛躍である! 」